Surface Pro シリーズや、Surface Laptop シリーズの充電は通常、本体のSurface Connect（充電、Surfaceドック端子用）で行います。
ただ、外出先や出張などで、付属の充電器を持ち運べばOKですが、他のガジェットのACアダプター（AC充電器）もあると荷物もかさばりますよね。
この記事では、持ち運ぶ充電器やケーブルは極力減らす方法を機種ごとに紹介していきます。
※Surface 付属の純正充電器以外で充電する方法になります。
Surface Pro 6 / Surface Laptop 2 （USB-type-C 端子が本体にない）
Surface Pro 6 や、Surface Laptop 2 の機種は、本体にUSB-type-C 端子が搭載されておりません。
USB-type-A 端子はありますが、ここからは充電できませんので、従来通りSurface Connect 専用端子で充電するために市販の変換アダプターとACアダプター（AC充電器）を使用します。
Surface Connect → USB Type-C に変換するアクセサリ
上記の製品は変換アダプターというより、ケーブル一体型になるので、USB-type-C ケーブルはすでに持っていて、変換アダプターのみ使用したいという方は下記の商品です。
ACアダプター（AC充電器）
すでにACアダプターをお持ちの方は不要です。
ただし、充電器の最大出力数に注意が必要です。スマホ用の最大出力が低い充電器を使用した場合、充電スピードが十分ではない他、少しも充電できない可能性があります。
Surface Pro 6 や Surface Laptop 2 の付属の充電器は、モデル番号は「1800」（純正充電器の裏面に小さく記載）となり、純正充電器の出力は39Wとなります。
上記の製品は、USB-Cポートで45W、USB-Aポートで15Wの計60Wとなります。USB-Cポートでの最大出力が純正充電器より大きいため、問題なく使用できます。
Surface Pro 7 以降/ Surface Laptop 3 以降（USB-type-C 端子が本体にある）
Surface Pro 7 以降や、Surface Laptop 3 以降の機種は、本体にUSB-type-C 端子が搭載されています。
よって、USB-type-C 端子から直接充電できるので市販のACアダプター（AC充電器）とUSB-type-C ケーブルを使用します。
ACアダプター（AC充電器）
すでにACアダプターをお持ちの方は不要です。
ただし、充電器の最大出力数に注意が必要です。スマホ用の最大出力が低い充電器を使用した場合、充電スピードが十分ではない他、少しも充電できない可能性があります。
Surface Pro 7 や Surface Laptop 3 の付属の充電器は、モデル番号は「1706」（純正充電器の裏面に小さく記載）となり、純正充電器の出力は65Wとなります。
前のSurface Pro 6 / Surface Laptop 2 の項目で紹介したACアダプターと似ていますが、こちらはUSB-Cポート1つで60Wとなっているので、純正充電器同等の出力がある製品です。
参考までですが45Wの充電器でも充電できないことはないです。ただし、公式にも記載がある通り、完全にバッテリーが空になると45W充電器では起動できないので60W充電器が必要みたいですね。
バッテリー残量がなくなった状態で 60 ワット以上の充電器を使うと、接続と同時に Surface がオンになります。60 ワット未満の充電器を使う場合は、Surface がオンになるまでに 10% の充電が必要です。
https://support.microsoft.com/
USB Type-C ケーブル
こちらもUSB-Cケーブルをお持ちの方は不要です。
ただし、USB Power Delivery（以下、USB PD）に対応したケーブルを使用しましょう。
USB-PDとは簡単に言うと、大容量の電力を送ることができる規格です。
詳しく知りたい方は、下記の別サイトを参照ください。
【USB】第6回 USB充電を大きく変える新規格、USB PDとは？
よくわからない方は、USC-C端子でUSB-PDという規格に対応しているケーブルを用意すればOKです。
