10代、学生だった頃の恋愛は沢山していた様に思います。付き合った事は少なかったけれども好きになった数は誰にも負けない自信があります。
同い年の同級生は勿論、先輩後輩など恋愛は多岐に渡っていました。今思い返せば誰でも好きになっていたのでは?なんて思います(笑)
高校生で初めて彼女ができ、私の恋愛体質は最上級に上がっていました。毎日楽しくて仕方がなく、学校に行くのも彼女に会いに行っているような感覚で学生時代を過ごしていました。
そんな学生時代を謳歌した私ですが高校も卒業し大学進学を選んだ私は、付き合っていた彼女とも別れました。
彼女は上京して就職する事が決まっていたので、遠距離恋愛は互いに無理と話し合い別れを選んだのです。
就職する事や新しい環境、何より社会人の仲間入りするという事が何よりも不安でしたが恋愛体質の私は不安と同じ位、少年漫画のような大人の恋愛が出来るなんて浮かれていました。
学生の時にはできない車での遠出デート、外泊、頭の中の妄想は彼女ができてもいないのに膨らむばかりでした。
社会人の恋愛スタイル
私は社会人として仕事をこなす日々。慣れない毎日に悪戦苦闘しながら、慌ただしい毎日を過ごしていました。
正直、最初の1年は余裕がなく、彼女はおろか友達と遊びに行くことすらできなく休みにはずーっと寝ていました。
憧れ・妄想していた優しい上司、合コンなんてただの妄想で終わっていました。すっかり恋愛体質とは無縁の生活を送っていた私ですが、社会人2年目にもなると余裕も生まれ後輩もでき仕事を教える立場になり始めた時ふと思いました。彼女がほしいと(笑)
そうなるともう止まりません、毎日毎日彼女を作る事しか考えられなくなっていました。しかし、学生時代はあんなに恋愛体質だったのに、約2年間も恋愛とは無縁の生活を送っているといざ恋愛したいと思ったところで恋愛の仕方が分からなくなっていました。このままでは一生彼女が出来ないかもと焦った私は行動を開始しました。
まず、すっかり遠ざかっていた服装や髪型を徹底的し始め、雑誌を読み漁り社会人の女性が好む服装や仕草などを研究しまくりました。そして友達に連絡し、合コンなどがあったら声を掛けてほしいとお願いをしました。
あんなに恋愛体質だったのだから、男女の恋愛の場に行けばきっとすぐに恋人が出来きると謎の自信があったんですよね。
合コンの誘いは有難い事に沢山もらい私は都合がつく限り全部の合コンに参加しました。
久しぶりの合コンがとても嬉しく楽しかったのを今でも覚えています。
しかし私は、沢山の合コンに参加して行くうちにある事に気がつきました。
連絡先は交換するものの恋愛に発展しない。好きだなと思えないと。
10代の頃すぐに好きになっていたのが、社会人になってすぐに恋愛に飛び込まなくなっている自分がいたのです。
この人と思える人に出会いたいという気持ちを持っている自分に驚きと感動があり、少し私大人になったのかも?何て思い嬉しかったです。その後正直彼女はしばらく出来ませんでした。
合コンも、男女の出会いの場と言うよりは男女楽しく飲んで終わりなんて事が多く、合コンを重ねる度に一緒に参加している友達には彼女が出来て、また1人出来てと参加する友達も減っていきました。
ちょっと変わった所での恋愛
ある日、いつも一緒に合コンに参加している友達が誘ってくれたのが、私が住んでいる地域の町おこしの一環でやっているイベントで街コンが開催されるので行ってみないかと誘ってくれました。
面白い企画だし、お酒が飲めるなら何て軽い気持ちで参加しました。
内容は、加盟しているお店だったらどこに行ってもよく店内には街コンに参加している人達専用の席が用意されているとの事で、私達はワクワクしながら自分達が行ってみたかったお店を片っ端から回りました。
参加している人数が少ないのか、私達の行くお店にたまたま人がいないのか3件お店を回った時点で女性には一回も会わなくただ美味しい料理とお酒を堪能した会状態でした(笑)
こんなもんだよね何て友人と話しながら4件目のお店に行った時に、初めて女性参加者に出会いました。初めまして、何て挨拶は合コン慣れし過ぎて緊張する事もなく相手に期待しなくなっていた自分がいました。
相手の女性陣は3人、2歳年下でした。軽く自己紹介を済ませてお決まりの談笑をしていたのですが、1人無口な子がいて私は妙にその子が気になりました。口数は少なく交わす会話はほとんどなかったのですが、女性陣が次の店に移動すると聞いた時に私はその子に連絡先を聞いていました。嫌がられるかな何て思いましたが、快く教えてくれ物凄く嬉しくドキドキしました。
その後、その女性に自分から連絡をし、後日また友達を含めて会い、次には2人で会いました。1ヶ月後には私から告白し見事社会人初の彼女ができました。
当時の恋愛スタイルを振り返って
社会人になってから恋人ができない年数は長かったけれど、自分がこの人だと思える相手を待って良かったなと思いました。
皆さんも自分自身の恋愛スタイルを見つけてみてください。