初めての一人暮らしで物件探しする時のポイント

初めての一人暮らし楽しみですよね。

ただ、これまで実家でぬくぬく過ごしてきた人がいきなり一人暮らしを初めるわけですから簡単には行きません。

この記事は私の実際の引っ越し体験を元に、初めて一人暮らしをする方に向けて物件探しをするときに大事になるポイントを解説していきます。

目次

初めての一人暮らしで物件探し

物件探しの一般的な流れ

事前情報なしに不動産会社へ行き、相談しながら物件探しするのも一つの手ですが知識も少ない私たちでは営業マンの押しで流されてしまいがちです。

落ち着いて対応するためにもネットで物件情報をチェックしましょう。

①ネットで条件に合った物件を探す

まずは会社や通勤のし易さを考えて住みたいエリアや駅を大まかに決めましょう。

ネットで「賃貸 〇〇駅」や「賃貸 地名」で検索すると不動産比較サイトがたくさん出てくるので、

  • 家賃
  • 間取り
  • 会社までの距離

などの条件と優先順位を明確にしましょう。

②不動産会社へ行って相談する

ネットで事前に希望するエリアや条件に当てはまる物件候補をチェックしておけば、家賃の相場観がわかります。

③内見(ないけん)をする

  • 日当たり
  • 広さやイメージ
  • 周辺の環境など

実際に内見しないと気づかない点も多いです。

間取り図の見方

1LDK(参考)

物件探しをしていると様々な用語を見ると思います。なかでもまず気になるのは部屋の数を示す「1LDK」などの略語でしょう。

1LDKの「1」とは部屋の数が1つあるということを示しています。「L」はリビング、「D」はダイニング、「K」はキッチンという意味です。

1DKと1LDKは何が違うか思われるかもしれませんが、DKは4.5帖以上、LDKは8帖以上と広さで表記が分かれています。

物件情報の見方やポイント

ネットの不動産情報サイトで事前に物件探しをしておくべきとお伝えしましたが、どのような条件で絞り込んでいけばいいのでしょうか。

ここからは物件基本情報の見方から、物件探しで私が重視するポイントをお伝えしていきます。

物件の基本情報

家賃

もっとも重要なポイントですね。毎月かかる固定費ですので無理のない範囲で決めましょう。

一般的には家賃は収入の3割までがよいとされていますが安いにこしたことはありません。

手取り月20万なら6万円までということです。

管理費・共益費

管理費や共益費は家賃とは別で設定されていることが一般的です。家賃と管理費・共益費の合計が毎月の賃料になります。

敷金・礼金

敷金は物件退去時に破損箇所を修繕する保証金のような位置づけです。契約内容にもよりますが家賃の1~2ヶ月分で1ヶ月分は退去時にクリーニング費として引かれることが多いです。

逆に礼金は、物件を借りた際に大家さんの上げる上納金(笑)で一切戻ってこないので、礼金無しの物件のほうがお得です。ただ、都心部の人気エリアだと礼金ありでも申し込む人がいるので、いまだに礼金の風習が消えません。

築年数

リフォームをしていて築年数の割にきれいな物件も多いです。物件写真で内装のイメージを確かめましょう。

1981年以降の物件は耐震基準が見直されており、それ以前の物件を選ぶ場合は新基準に対応しているのか、耐震リフォームされているかをチェックしてください。

駅からの距離

私が我慢できる距離は徒歩10分以内です\(^o^)/

建屋構造

鉄筋コンクリート造(RC造)

コンクリートで柱や壁が作られており、防音性能が高いのが特徴。マンションと言われる物件はRC造の場合が多いです。一番オススメ。

鉄骨造(S造)

建屋構造が鉄骨となり、壁はALCという軽量気泡コンクリートや軽量ボードで構成されることが多く、RC造より防音性能は劣ります。

木造(W造)

一軒家や古いアパートに多く見られる構造です。

部屋の位置

物件によって、南向きや角部屋だったりしますが現地で内見してみないと光が入ってくるか不明なことが多いので内見で確かめましょう。

防犯や水害対策も考慮すると2階以上が望ましいです。

室内設備

室内設備で私が重視するポイントは室内洗濯機置場があるかというポイントです。ベランダに洗濯機を置く物件もありますが、冬は寒いし夏は暑いしデメリットしかありません。

あと、家具家電付きという物件もありますが、せっかくの二人暮らしなので家具は話し合って一つづつ決めたいですよね?家具家電付きはおすすめできません。

冷暖房

「エアコン付」という条件は外せません。床暖房はグレードの高い物件には付いていることが多いです。

エアコンもここ近年の物件には、ほぼ設置されていますが新しい年式のエアコンの方が省エネで光熱費が抑えられるので内見時や物件写真でエアコンが新しそうかチェックしておきましょう。

バス・トイレ

浴室とトイレは別々が良いのか、トイレが浴室にある物件でもよいのかを希望があればチェックしておきましょう。

ちなみに、浴室にトイレが一緒にあるタイプは掃除しやすいというメリットはあります。

よくユニットバス(UB)という表現を見かけますが、ユニットバスとは壁・天井・床が一体となっているものを示し、バス・トイレ別でもユニットバスという表現が正解です。浴室と洗面台が一体になっているものを点ユニット、トイレがついたものが3点ユニットと言います。

建屋設備

宅配ボックス

共働きや外出時の荷物の受け取りにあったほうが便利です。

敷地内ゴミ置き場

敷地内にゴミ置き場がある物件は便利です。24時間捨てれるなら、なお良し。

都市ガス or プロパンガス

ガスの種類は「都市ガス」の物件を選ばないと後悔します。私も昔、プロパンガスの物件に住んだことがあるのですが冬の時期はかなりガス代が高くて失敗した経験があります。

駐車場・自転車置場

車や自転車を持っている方は、付になっている物件でも空きがあるかは確認しないとわかりません。必ず不動産会社の方に確認しておきましょう。

セキュリティ

建屋のセキュリティが高いのは嬉しいことですが、オートロックでも過信せずに戸締まりをすることが重要です。

TVモニタ付きインターホンがあれば来客時に宅配業者か勧誘業者か見分けがつくのでおすすめです。

入居条件

ペット相談可とか楽器相談可とか、一般的な項目以外に「普通借家」「定期借家」という条件があります。

定期借家は普通借家より賃料が安い場合が多いですが物件が借りる期間が予め定められており、期間が終了すると同時に引っ越さなければなりません。

予め短期間しか住まないと決めているなら賃料がお得になる場合あります。

テレビ・通信

テレビのアンテナは、ほとんどの物件にありますが、BS放送が見たいという場合、建屋がBS放送アンテナ対応か確認しましょう。

また、インターネット無料という物件もありますが、賃料に上乗せされているか速度が極端に遅くて使い物にならない場合があるので自前で申し込むのがおすすめです。

私が物件探しするときの条件

必須条件(第1優先)

  • 賃料(収入の3割まで)
  • 1K~1LDK
  • 駅徒歩10分以内
  • 鉄筋系(RC造)←防音性能が高い
  • 室内洗濯機置場付
  • エアコン付(年式が新しいもの)
  • 定期借家ではない
  • 都市ガス

希望条件(第2優先)

  • 礼金なし
  • 築年数20年以内
  • 2階以上
  • バス・トイレ別
  • 宅配ボックス付
  • エレベーター付
  • 敷地内ゴミ置き場付
  • オートロック付

まとめ

いかがでしたでしょうか、この記事が皆さんの一人暮らしで物件探しの助けになれば幸いです。

初めてでも失敗しないように事前準備は怠らないようにしましょう。

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